国際理解教育の一環として11月に高校2年次のマレーシア研修旅行を実施しました。生徒たちは A隊・B隊の2隊に分かれて出発し、異文化体験や大学での模擬授業、現地での自主研修など、多彩なプログラムを通して貴重な学びを得ました。
【出発】仙台駅での出発式(A隊:11月17日/B隊:11月18日)
仙台駅にて出発式を行い、校長先生、団長、生徒代表から激励と決意のメッセージが述べられました。出発式後、生徒たちはバスに乗り込み、翌日のフライトに備えて成田空港へ向かいました。
【2日目】成田空港からマレーシアへ出国・クアラルンプール到着
成田空港よりマレーシア・クアラルンプール国際空港へ向けて出発し、夕方に到着しました。
長旅の後は、広東料理の夕食をいただき、ホテルにチェックイン。翌日から始まる研修に向けて英気を養いました。
【3日目】パームヤシプランテーション見学・カンポンビジット
午前中はパームヤシプランテーションを見学し、マレーシアの主要産業であるパーム油生産について学習しました。午後はカンポン(村)を訪問。歓迎セレモニーの後、各家庭に分かれて昼食をいただき、現地の文化や生活に触れる温かな交流の時間となりました。その後ホテルへ戻り、翌日の大学訪問に備えました。
【4日目】モナッシュ大学訪問・自主研修
この日はオーストラリア名門校の分校として知られるモナッシュ大学マレーシア校を訪問。文系理系それぞれに分かれて模擬授業を受けたりモナッシュ大学の学生によるキャンパスツアーを行いました。また、現地の大学に進学した卒業生2人も出迎えてくれました。大学説明やキャンパス見学を通して、海外大学での学びに理解を深めました。午後は大学生のバディと班ごとに市内自主研修を行い、クアラルンプールの歴史・文化・生活を自分たちの目で確かめました。
【5日目】コース別研修(A・B・Cコース)
5日目は興味・関心に応じた3つのコースに分かれて研修を実施しました。
Aコース
ロイヤル・セランゴール(錫製品工場)見学
バトゥ洞窟見学
ブルーモスク訪問
天后宮参拝・見学
Bコース
バトゥ洞窟見学
ジャングルスクール体験
マスジッド・ウィラヤ・ペルセクチュアン訪問
天后宮参拝・見学
Cコース(マラッカ研修)
世界遺産の街・マラッカを訪問
昼食に名物チキンライスボール、夕食にはニョニャ料理をいただき、マラッカ独自の文化を体験
【6日目〜帰国】再び日本へ/仙台駅帰着(A隊:11月22日/B隊:11月23日)
最終日は夜、クアラルンプール国際空港を出発し、翌朝成田空港に到着しました。
成田から新幹線で仙台駅へ向かい、お昼過ぎに無事到着。
A隊・B隊ともに大きなトラブルなく帰国することができました。
【まとめ】研修旅行を終えて
今回のマレーシア研修旅行では、文化理解、交流、主体的な探究活動など多くの学びが得られました。生徒たちは異文化の中での体験を通して視野を広げ、進路選択や今後の学習に向けて大きな刺激を受けたようです。