活動報告 平成28年度
高2課題研究ⅡA「山形フィールドワーク」の様子
1月27日(金)から28日(土)の1泊2日で、山形県置賜方面に調査・研究にいってきました。2グループ生徒4名に、一年を通して課題研究を指導していただいている東北大学大学院環境科学研究科の小森大輔先生と大学生2名の引率指導のもと実施しました。
第1グループは、「災害をもたらす雨はどの時間帯に多いのか」、「水害はどの時間帯に多いのか」というテーマで研究をしている生徒2名が、最上川支流の南陽市を南北に流れている吉野川の平成25年・平成26年の大規模洪水発生地区への住民意識調査をしました。 最初に南陽市役所で、南陽消防団長の高橋さん、防災課の安彦さんや危機管理課の井上さんから、詳しく話を聞くことができました。午後からは、過去に水害を受けた金山地区と太郎地区、受けていない郡山地区の住民の方々にそれぞれインタビュー調査をおこないました。
第2グループは、「旅行雑誌から読み解く川の人気」というテーマで研究している生徒2名が、翌日最上川流域の親水施設道の駅白鷹ヤナ公園を訪問、次に長井市町内の商店街を巡ってアンケート調査や調査の依頼をお願いしました。
≪参加生徒の感想≫
第1グループ:2年 高橋さん、星君
フィールドワークでは、実際に水害被害を受けた方々から貴重なお話とご意見をいた だき、水害対策の現状と自分たちの研究意義を再認識することができました。今後は、 今回いろいろと教えていただいた南陽市の人たちの声を手掛かりにして、減災研究を進 めたいと思います。
第2グループ:2年 佐藤君、青沼さん
長井市の商店街の方やお店に買い物に来ていただいた多くの方に、「長井市フットパ ス」へのアンケート調査に快く協力していただき、嬉しかったです。住民の川に対する 意識もわかり、今後の研究に繋げていけそうです。おいしいご飯・すてきな温泉がある 山形は最高です。また訪れたいです。
住民へのアンケート調査依頼 洪水発生地区の民家で見せていた 最上川流域にある白鷹ヤナ公園で
だいた当時の写真 の調査