学校生活
  良い伝統を引き継ぎ、新しい校風を創りだす

 

仙台二華が育成を目指す生徒像は,「教育方針」及び「教育目標」に示されています。仙台二華で過ごす全ての時間を通して,目指す生徒像に近づいてほしいと願っています。

 

  きめ細やかな進路指導による確かな実績

 

仙台二華高等学校には,県内屈指の進学校として積み重ねてきた豊かな経験と確かな実績があります。 系統的な指導計画ときめ細やかな指導・助言によって,自己理解と,職業や学問に対する理解を深めながら,学ぶ意欲を引き出し,進路目標の実現に導きます。

  • 新入生オリエンテーションを実施し,学習環境への適応,効果的な学習方法の早期の獲得を目指します。
  • 個別面談を繰り返し,学習方法・学力状況・生き方について話し合い,充実した日々を送れるよう支援します。
  • 職業人や大学教授,卒業生を招いた講演会,進路ガイダンスを開催し,学ぶ意義や働く目的について深く考える機会を設けます。
  • 長期休業中に開催する課外講習では,授業で学んだ知識や技能をより確かにし,応用力・実践力へとつないでいきます。
  • 放課後や土曜日に課外講習(高3)を行い,仲間と励まし合い、学ぶ雰囲気を創り出しながら実力を養成していきます。
  • 進路目標達成に向けた学習を展開できるよう,大学や入試制度に関する情報を収集・分析し,提供します。

 

  学び合い、高め合う学校行事

 

感受性豊かなこの時期,多様な「人」「こと」「もの」に出会って,多くのことを学び,自らを高める糧にしてほしいと願っています。

仙台二華では,「合唱コンクール」「体育大会」「文化祭」の三大行事を継承し,生徒が主体的に企画,運営にあたり,活気ある学校をつくっていきます。

また,中学校の「新入生オリエンテーション合宿」や高校一年の「SR巡検」,中学校3年時と,高等学校2年時の「海外研修」などを行い,校外へ学びの場を移し,見聞を広げるとともに仲間との絆を強めます。

さらに,SGHの課題研究の成果は、国際機関,国際会議への提言を最終目標としており,それに向けて国内外の高校,大学,研究機関での発表の機会を設けていきます。

 
 
 
  交流・連携し合う中高の部活動

 

仲間とともに,心身を鍛えたり,技を磨いたり,感性を豊かにしたりすることで社会性と個性が育まれていきます。仙台二華では,部活動を未来のリーダーとなるための重要な活動と位置づけています。 中学生と高校生とが合同で活動したり,中学校3年生が中総体終了後に高等学校の部に早期入部したりすることで,他校の部活動とは違った成果も期待されます。

  伝統を引き継ぐ、新しい制服

 

制服は,校風を具現化したものです。第二女子高等学校の前身である東華学校から連綿と引き継がれている「実徳を修め虚栄を求める勿かれ」の言と二女高の制服が4つボタンの濃紺という,手作りを前提としたシンプルなデザインであったことは,縁深いものがあります。

仙台二華の制服は,この校風とデザインを引き継ぎました。まことの心をもって真理を追求する豊かな知性は,端正で美しい制服によって表現されます。

  「食」を通してつくる「二華弁当」

 

「食」は,人間の営みの基盤です。栄養バランスの整った食事は,健康な心身を維持し,成長を促進します。そして,食材や調理について考えると,私たちの生活が無数のかかわりの中にあることに気づきます。

仙台二華では,弁当の持参を奨励し,中学校ではミルク給食を実施しています。弁当を通じて,親子の絆を強め,生きることについて日々考え,行動してほしいとの願いからです。