中1総合学習(IS)「地球の食卓」
~ 食料事情を通して,世界の国々の状況について理解を深めました~
10月2日(金),6・7校時の総合的な学習の時間に,「世界を知る」の第3ユニット『地球の食卓』の授業をワークショップ形式で行いました。前回の『世界がもしも100人の村だったら』同様,山形のNPO法人IVY(アイビー)の職員の方と留学生のみなさん合せて10名に講師をお務めいただいたことで,生徒たちの関心や意欲を高めながら授業をスムーズに進めることができました。
生徒たちは,各教室でグループをつくり,配られたそれぞれの写真を食い入るように見て,「どこの国なのか」「食べものにどのような特徴があるか」「家族構成はどのようになっているか」「そして1週間にかかる食費はどのくらいか」といったことを,熱心に考え,話し合っていました。
それぞれのグループが話し合った内容を発表した後,代表生徒が感想を述べました。そのなかには「日本の当たり前が,世界では当たり前でないことが分かった」「口にする食料の量が国によってこんなにも違うことに驚いた」といった発表がありました。「本当の豊かさとは何か?」「日本が置かれている立場は?」「日本ができる国際貢献とは?」などについて深く考えることができました。
このISの学習は,2年生での「世界を知る第4ユニット『貿易ゲーム』」「イングリッシュキャンプ(2泊3日の英語合宿)」,3年生での「海外研修旅行(香港・マカオ方面)」に系統的・発展的につながっていくことになります。