中1総合学習(IS)「世界がもし100人の村だったら」
~ 世界の状況を体験を通して学びました ~
去る6月19日(金)の6・7校時に,1年生は「世界を知る」の第2ユニットとして「世界がもし100人の村だったら」を行いました。今回は公益財団法人仙台観光国際協会に加え,山形のNPO法人IVY(アイビー)の方々のご協力をいただきながら,「識字率」が低いことが生む悲劇や貧富の格差が拡大していることの弊害などを体験的に学ぶことで,世界の国々の「多様性」を理解しつつ,より良い世界の在り方という視点で考えを深めました。疑似体験の一つとして,生徒たちはもらったビスケットの枚数(一番多くもらったグループが70数枚に対して,一番少ないグループが1枚の半分(0.5 枚))で,世界における富の分配のアンバランスを実感し,その差の大きさに驚きの声をあげていました。
今回の学習は,1年生にとって「適切な世界観」を身に付ける良き機会になりました。また一歩,『地球市民(グローバル・シチズン)』へとつながる階段を昇ってくれたように感じます。2学期には第3ユニット「世界の食糧事情」を学習する予定です。
30 年後の世界についての話合い
文字が分からず毒を飲む生徒も
ビスケットをもらった生徒たち
富の分配の現状に驚く生徒たち