活動報告 平成28年度

高2課題研究ⅡA「県内フィールドワーク(インタビュー調査)」の様子

 11月27日(日)午前10時から12時まで、栗原市にある一迫農業環境改善センターにおいて、一迫在住の農家の方6名をお招きし、「農業を営む方々と直接話すことで、農家が抱える問題と、実際に農業用水がどのように用いられているかを学習し、合わせてインタビュー技術の向上を図る。」という目的の下、インタビュー調査を行いました。
 当日は、農家の方1名に対し、生徒3~4名が1グループとなり25分間のインタビューを各4回行いました。
 インタビュー終了後は、一同円形になって座り食事をとりました。インタビューでは聞きそびれたこと、農家の方々がいい足りなかったことなどを交えながら、一人ずつスピーチを行いました。本やネットで調べたことと、現地で話しを聞いたことの違いに驚いたといったようなスピーチがありました。
 今回は東北地方の農家が現在抱える問題や、日常の水の使い方の工夫の仕方等を主に高校生の質問に答えてもらう形で行いました。インタビューを通して、東北地方と東南アジアの農家の方々の意識の同質性・異質性等を興味深く学ぶことができました。 改めて農業という職業は高度な専門知識の必要な職業だと言うことと、このグローバル社会で東南アジアの農村同様東北地方の農家も否応なく世界の価格競争の最前面に立たされていることを感じた一日でした。

  
農家の方へインタビュー調査    農家の方からのスピーチ      参加者集合