縦割りチームのそれぞれの旗
若干肌寒い春空のもと、4月25日、仙台市陸上競技場を貸し切り、中高合同の春季体育大会が開催されました。今年も中高一貫校ならではの縦のつながりが光る、熱気あふれる一日となりました。
開会式では、開会宣言に続き副校長が「勝利を競い合うだけでなく、助け合うこと、そして学びあうことも大事です。皆さんの健闘を祈ります。」と挨拶をしました。続いて、高校3年の体育祭実行委員6名がパフォーマンスを交えて選手宣誓を行いました。
選手宣誓を行う体育祭実行委員
中学・高校の生徒会長が「全員が主役になって勝利を目指しましょう。勝っても負けても大きな笑顔を目指しましょう。最高の体育祭を始めましょう。」と力強い挨拶を行い、大会の幕が開きました。
生徒会長挨拶をする高校・中学生徒会長
続いて、学年を超えた「山・紫・水・明」の縦割りチームによる応援合戦が大きな盛り上がりを見せ、会場に一体感が生まれました。
午前中は障害物リレーや綱引きが行われ、勝負に一喜一憂する様子が見られました。部活動対抗リレーでは最初にパフォーマンスの部がおこなわれ、そのあとに真剣勝負のレースが行われました。
それに続いて行われたのは今年で3年目を迎えた教職員対抗リレーです。先生方の全力の走りに、生徒たちからは大きな歓声と拍手が送られました。
午後はクラス対抗リレーにスウェーデンリレーと白熱した種目が続き、応援にも熱がこもりました。
閉会式では、成績発表と表彰が行われ、勝利チームの喜びと健闘をたたえ合う拍手が響き渡りました。講評では教頭より「仙台二華の生徒の素晴らしいところは勉強だけではなく学校行事にも全力で取り組むところです。」とのお言葉をいただきました。
最後に、体育祭実行委員長が大会を振り返る挨拶を述べ、生徒全員の協力と熱意がつくりあげた一日を締めくくりました。
秋の球技大会も、素晴らしい大会となることを願っています。
以下は体育祭実行委員長の感想です。
体育祭の準備を進める中で不安になることも多くありました。しかし、当日は皆が協力し合い全力で楽しむ姿を目にし、胸が熱くなりました。みんなの頑張りが体育祭の成功につながったと強く感じます。この経験を通して、一つの目標に向かってみんなで試行錯誤し、努力することの素晴らしさを改めて実感しました。